中津川市議会 > 2013-09-02 >
09月02日-01号

  • "専決処分"(/)
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  1. 中津川市議会 2013-09-02
    09月02日-01号


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    平成25年  9月 定例会(第4回)平成25年第4回中津川市議会定例会会議録(第1号)========================= 平成25年9月2日(月)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2        会期の決定第 3        総務企画委員会所管事務調査報告第 4        文教民生委員会所管事務調査報告第 5        産業建設委員会所管事務調査報告第 6        リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告第 7        議会改革特別委員会の中間報告第 8 報第  4号 専決処分の承認を求めることについて第 9 議第 88号 中津川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて第10 議第 89号 中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第11 議第 83号 中津川市職員の退職手当に関する条例の一部改正について第12 議第 84号 中津川市税条例の一部改正について第13 議第 85号 地方税法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第14 議第 86号 中津川市幼稚園の設置等に関する条例の一部改正について第15 議第 87号 中津川市民読書基本条例の制定について第16 議第 90号 財産の取得について第17 議第 91号 損害賠償の額の決定について第18 議第 92号 損害賠償の額の決定について第19 議第 93号 損害賠償の額の決定について第20 議第 94号 市道路線の認定について第21 議第 95号 市道路線の認定について第22 議第 96号 市道路線の認定について第23 議第 97号 市道路線の認定について第24 議第 98号 市道路線の認定について第25 議第 99号 市道路線の認定について第26 議第100号 市道路線の認定について第27 議第101号 市道路線の認定について第28 議第102号 市道路線の認定について第29 議第103号 市道路線の認定について第30 議第104号 市道路線の認定について第31 議第 78号 平成25年度中津川市一般会計補正予算(第6号)第32 議第 79号 平成25年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算第33 議第 80号 平成25年度中津川市簡易水道事業会計補正予算第34 議第 81号 平成25年度中津川市介護保険事業会計補正予算第35 議第 82号 平成25年度中津川市病院事業会計補正予算第36 議第105号 平成25年度中津川市一般会計補正予算(第7号) ――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 総務企画委員会所管事務調査報告日程第 4 文教民生委員会所管事務調査報告日程第 5 産業建設委員会所管事務調査報告日程第 6 リニア中央新幹線対策特別委員会中間報告日程第 7 議会改革特別委員会中間報告日程第 8 報第4号日程第 9 議第88号日程第10 議第89号日程第11 議第83号日程第12 議第84号日程第13 議第85号日程第14 議第86号日程第15 議第87号日程第16 議第90号日程第17 議第91号から日程第19 議第93号日程第20 議第94号から日程第30 議第104号日程第31 議第78号から日程第35 議第82号日程第36 議第105号 ――――――――――――――――――――――◯出席議員 22名   1番        牛田敬一君   2番        吉村浩平君   3番        岡崎隆彦君   4番        柘植達樹君   5番        勝  彰君   6番        田口文数君   7番        櫛松直子さん   8番        吉村卓己君   9番        大堀寿延君  10番        原 昌男君  11番        深谷明宏君  12番        三浦八郎君  13番        粥川茂和君  15番        深谷 勲君  16番        鈴木雅彦君  17番        鈴木清貴君  18番        松浦高春君  19番        鷹見憲三君  20番        伊佐治由行君  21番        吉村久資君  22番        片桐光朗君  23番        佐藤光司君 ――――――――――――――――――――――◯欠席議員  2名  14番        吉村俊廣君  24番        楯 公夫君 ――――――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        大井文高君  理事         丸山裕章君  総務部長       田立三博君  企画部長       島崎保人君  定住推進部長     渡邊好夫君  健康福祉部長     早川和子さん  生活環境部長     曽我和幸君  農林部長       鈴木治佐久君  商工観光部長     成瀬博明君  文化スポーツ部長   原 益彦君  基盤整備部長     渡邊弘孝君  水道部長       安彦直之君  病院事業部長     加藤文明君  坂下総合事務所長   氷室 茂君  福岡総合事務所長   内木良治君  消防長        杉本高雄君  教育委員会事務局長  山内鐐司君  行政管理課長     伊藤和通君 ――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長       勝 宏児君  書記         廣瀬公二君  書記         安田充孝君  書記         嶋崎雅浩君  書記         西尾隆秀君 ――――――――――――――――――――――  平成25年9月2日(月曜日)  午前10時00分開会 ―――――――――――――――――――――― ○議長(鷹見憲三君) おはようございます。 これより平成25年第4回中津川市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(勝宏児君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出29件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下17名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。 本日の会議に、欠席の旨通知のありました議員は、24番・楯 公夫議員、14番・吉村俊廣議員であります。 なお、議会事務報告につきましては、お手元に配付いたしました印刷物により報告いたします。以上でございます。 ――――――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(鷹見憲三君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・鈴木雅彦君。  〔議会運営委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆議会運営委員長(鈴木雅彦君) おはようございます。 それでは、7月18日、8月23日と29日に議会運営委員会を開催しておりますので、一括して報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。 7月18日でございますが、予算決算委員会における全体質疑、請願の審査結果、市民と議会の対話集会及びその他を議事としました。 予算決算委員会における全体質疑でありますが、全会派当初予算のみということについては一致しましたが、1つの会派のほうから通告制の意見が出され、持ち帰りとなりました。 請願の審査結果についてでありますが、6月27日の議会運営委員会において、議長から請願不採択の場合、委員長報告を要約した内容を理由として、請願者に通知したらどうかという提案をいただきました。協議の結果、委員長報告の範囲内で回答を出すということで一致しました。本9月議会以降実施することをさらに確認していきたいということで終わっております。 市民と議会の対話集会についてでありますが、本年度から議長が主宰して実施することになり、議会運営委員会でこれを計画することになりました。次回の委員会までに委員長、副委員長で案を策定することになり、その後に持ち越しております。 その他でございますが、総務部長からグループインタビューについてのお願いがございました。 議会事務局庶務課長から中津川市議会会議規則全国市議会議長会標準会議規則との対比について説明がありました。個人名を発言しないという点と、今の全国市議会議長会標準会議規則中津川市議会会議規則で規則化するという点で、各会派検討いただくということで持ち帰りとさせていただきました。 本会議場のマイク機能等について説明がありました。8月議員連絡協議会の日程をさきに行われたとおり8月23日金曜日にし、あわせてその後マイク機能等についての説明を実施することになりました。 その他報告事項等として、飯田市議会との交流事業を11月16日土曜日に実施することになったので、よろしくお願いいたします。 続きまして8月23日ですが、9月定例会提出予定議案、同件付託委員会議会改革特別委員会の合意事項、予算決算委員会における全体質疑、市民との対話集会、国旗・市旗の掲揚及びその他を議事としました。 9月定例会提出議案でありますが、報告1件、条例5件、人事2件、補正予算5件の合計28件であります。 付託委員会については、お手元に配付されております議案付託表のとおり付託されますので、よろしくお願いいたします。 議会改革特別委員会の合意事項についてを議題としております。議長、副議長の選挙において、選挙の方法が投票の場合の具体的投票の仕方について持ち帰りとなりました。 議会報編集委員会委員に関する中津川市議会議事運営要綱の改正につきましては、次回までに改正案を準備することになりました。 予算決算委員会における全体質疑でありますが、1会派のほうから再度通告制の意見が出され、再度持ち帰りとなりました。 市民と議会との対話集会についてでありますが、委員長、副委員長の案を協議いただきました。11月12日火曜日から14日木曜日の連続3日間、3グループに分かれ、9会場で行うこととなりました。各議員みずからの役割をしっかりしていただくよう私からもお願い申し上げます。なお、予行を11月5日火曜日13時30分から本会議場で行いますので、各委員長の皆さん、各会場での報告をいただく議員が約10分程度の報告ができるよう、準備に万全を期していただくようお願いいたします。 国旗・市旗の掲揚については、1会派の合意がいただけないことから、改めて市旗のみの掲揚に関し提案がなされ、持ち帰りとなりました。 その他として、下水道事業の健全化に向けての取り組みについて全員協議会を9月27日金曜日、本会議終了後に行うことになりましたのでお願いいたします。 また、岐阜FMが債務が3億円以上あり、今後の再建の見通しのめどがつかないことから事業が譲渡されることになり、中津川市としても出資200万円が戻らなくなったという報告がございました。 たびたび消火栓の筒先が盗難に遭っておりますが、この対応は既決予算で対応していくということ及び消火栓が入っているボックス等をテープで巻いておく等の対策についての報告がありました。 続きまして、個人名を発言しないという点、それから先ほど申しました全国市議会議長会標準会議規則中津川市議会会議規則で規則化するという点で各会派検討いただくということで持ち帰りとさせていただいた点に関しまして、個人名に関しては発言しないことは全会派一致しておりました。ただし、規則化につきましては、一部の会派からそこまでの必要はないとの観点から反対の意見が出されたことから、再度検討いただくよう持ち帰りとさせていただきました。 請願の審査結果についてでありますが、請願不採択の場合、委員長報告の範囲内で回答を出すということを本9月議会以降実施することを確認しましたので、お願いいたします。 10月19日土曜日、恵那市との交流会の内容につきまして、正・副議長にお任せするということになりました。 その他協議事項等のうち、市外からの陳情である地球社会建設決議に関する陳情書及び原発事故子供被災者支援法に関する陳述書に関しては、議長預かり及び聞きおくことになりましたので、よろしくお願いします。 意見書採択の依頼であります地方税財源の充実確保を求める意見書の提出及び森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択に関する陳情に関しましては、意見書を出すということで次回までに案を策定していただくことになりました。 8月29日ですが、追加議案、9月定例会、本日初日の議事日程、予算決算委員会における全体質疑、市旗の掲揚、議長及び副議長の選挙、中津川市議会議事運営要綱の一部改正及びその他を議事といたしました。 追加議案につきましては、8月23日の集中豪雨により被災した市道の災害復旧を行うための経費及び加子母温泉スタンド源泉くみ上げポンプ等の修繕を行うための経費であります。 初日議決でありますが、予算決算委員会に付託することになりましたので、よろしくお願いいたします。 9月定例会、本日初日の議事日程はお手持ちの議事日程表のとおりでありますが、日程第8、報第4号から議第89号までは各議案ごと提案説明、質疑、委員会付託及び討論省略、簡易表決で進行いたしますのでよろしくお願いいたします。 また、日程第17、議第91号から日程第19、議第93号、日程第20、議第94号から日程第30、議第104号及び日程第31、議第78号から日程第35、議第82号は一括提案ということでありますので、よろしくお願いいたします。議第78号から議第87号まで及び議第90号から議第104号までを別紙議案付託表のとおり、各常任委員会に付託されますのでよろしくお願いいたします。 日程第36、議第105号は、先ほど申し上げたとおり、提案説明後、予算決算委員会に付託することになりましたのでお願いいたします。また、本日議決いただきますので、よろしくお願いします。 予算決算委員会における全体質疑につきましては、当初予算に関して委員会最終日に全体質疑をすることまでは合意を得られておりますが、一部会派から通告制の必要性の主張が出ておりました。次回までに委員長のほうで一定のルール化について案を考えてみるということになりましたので、こちらのほうで現在検討しております。 市旗の掲揚については、合意が得られませんでした。 議長及び副議長の選挙につきましては、議会改革特別委員会での審議の経過等についての把握ができてない点もうかがえましたので、再度会派ごと議会改革特別委員会での審議の経過等についても把握していただき、再度ご検討いただくということで持ち帰りとさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 中津川市議会議事運営要綱の一部改正につきましては、全会派、案のとおり改正に同意いただいたことを確認しましたので、常任委員会副委員長4名で議会報の編集準備に取りかかっていただくよう、よろしくお願いいたします。 その他につきまして、個人名につきましては発言しないことに関しては全会派一致としておりまして、この9月議会からしっかり守っていただくようにお願いいたします。 全国市議会議長会標準会議規則中津川市議会会議規則で規則化するという点では、規則化に関して一部会派からそこまでの必要はないとの観点から反対の意見が出されたことから、再度検討いただくように持ち帰りとさせていただきました。各会派のご意見を伺い、意見交換をする中で、規則化の内容、意義を再確認する必要も感じたところがありますんで、再度持ち帰りとさせていただきました。 8月23日、本会議場音響システムの確認をいただきましたが、議決等にこれを用いた要領に関しまして、事務局のほうで案を提案していただくようになりましたので、準備しております。 恵那市との交流会の内容はマレットゴルフとなり、雨天時は懇親会のみとなりますので、よろしくお願いします。 その他協議事項につきましては、意見書案につきまして修正の必要がある場合は、明日議会運営委員会までに提出いただくことになっておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(鷹見憲三君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において   7番・櫛松直子さん   8番・吉村卓己君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第2  会期の決定 ○議長(鷹見憲三君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月27日までの26日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第3  総務企画委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第3、総務企画委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・吉村卓己君。  〔総務企画委員長・吉村卓己君登壇〕 ◆総務企画委員長(吉村卓己君) おはようございます。 日程第3、総務企画委員会所管事務調査についての報告をさせていただきます。 去る8月8日10時より、5-1委員会室でコミュニティー公共交通の現状と対策についてを議題といたしまして、事務局より中津川市の公共交通の現状、鉄道、路線バス、巡回バスの現状、それぞれ資料が皆様方に届いておりますので、地域ニーズの課題、2つ目に国・県の現状、3つ目に他市等の取り組みの事例、4つ目に中津川市生活交通計画案の概要、5つ目に今後の流れという中で、それぞれ執行部から発言があったわけであります。 その中で、それぞれ委員の皆様方から質問がございました。 質問の内容といたしましては、デマンド方式予約という中で、その方法については地区ごとにまとまればという回答があったわけであります。 2つ目に、バスの乗りかえなしで落合から市民病院までという中で、タクシーが一番安い、難しいという意見でございました。 3つ目に、路線バスの法的補助金はないかと。利用人数1日平均で15人から150人未満、国・県の補助金は赤字路線でないと出ないと。交通の空白地帯をどうするかが一番大きな問題で、解消をしていきたいということであります。 4つ目といたしまして、合併して10年がたつが、コミュニティーバスは不公平ではという中では、まちづくり協議会、地域の自治会、本当にバスに乗る人に聞いてみるということであります。 5つ目といたしまして、有料と無料の矛盾があるということであります。その質問の中で、公共性の中で有料、民間との比較、近隣市町村との検討をしていくということでありました。 以上、総務企画委員会所管事務調査については以上であります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で総務企画委員会所管事務調査の報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――
    △日程第4  文教民生委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第4、文教民生委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・大堀寿延君。  〔文教民生委員長・大堀寿延君登壇〕 ◆文教民生委員長(大堀寿延君) ただいま議題となりました、日程第4、文教民生委員会所管事務調査について報告をさせていただきます。 調査は7月31日に行いました。資料につきましては、既に皆さん方に配付させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。今回の調査は、教育委員会から幼・保・小連携事業についてであります。 幼・保・小の連携事業を始めるに至った理由は、資料の1ページから3ページに詳細に記載されておりますので、ご一読いただくことでお許しをいただき、この2年間の取り組みをご報告させていただきます。これは「つなぐ・つながる幼児教育の推進」として、岐阜県の幼児教育アクションプランモデル地域として平成24年、25年度に中津川市が選定され、先行的に昨年、坂本小学校、幼稚園、保育園、民間の幼稚園、保育園で行いました。今年度は、市内全小学校、幼保、民間の幼保の連携事業を進めております。その実施計画の内容説明を受けたものであります。 資料の1から3ページに幼児教育と学校教育の違い、幼・保・小の連携の必要性、小1プロブレムでの問題が起こっております。平成18年に改正された教育基本法において、幼児期の教育の重要性が明確に打ち出されております。中津川市の連携の実態は、市内に小学校19校、幼稚園33園あります。複数の園から入学児童のいる小学校が多く、地域によって大きな差があります。職員間で日常の指導方法について互いに話し合う機会がない、園児と児童についての交流も持てない小学校が多く、問題があることから、市全体として幼・保の連携を進めていく必要があります。 資料4から7ページをごらんいただきますと、連携の取り組み内容としては、つなぐ・つながることで全ては子どものためにつながることを大事に進めていく。取り組み内容としては5点ありますが、1つ目は幼稚園、保育園と小学校を連携協議会で定期的につなぐことであります。連携の第一歩として、隣の幼稚園や保育園、小学校でもなかなか顔を合わせて話す機会が持てなかった現状もあり、そのために意図的に組織を構成しながら会議を設定していく取り組みを始めました。連携協議会として、4ページの資料にありますように、地域ごとに連携組織をつくる。これは公立の幼稚園、保育園でなく、私立の幼稚園、保育園も含めて連携協議会を設置しております。 資料8ページをごらんいただきますと、ことし4月から6月までに第1回の各小学校連携協議会が開催されております。例えば付知地区の会議内容が示されております。靴そろえや挨拶を小・中で取り組んでいるので、それを幼・保も一緒に取り組むとどうなるかの話し合いが行われたり、また田瀬小学校連携協議会においては、育ちそびれている子が多いが、これは大人が手を出してしまうような傾向が強いのではないか、もう少し自分のことは自分でできるように子どもを育てていきたいというような意見も出されております。このように子どもの姿を交流しながら地域でどんな子を育てていきたいのか話し合いがなされていた校区が多くあったということでございます。 次に、2番目の幼児教育と小学校教育をつなぐカリキュラムをつくるということでありますが、これは資料5ページがカリキュラムはその学校によってそれぞれの指導内容に合わせた時間数とかの教育計画が作成されております。これは、それぞれの小学校や園でつくられて、実際に活用されているが、そこにお互い幼児教育小学校教育についての見通しを持つという観点を加えていくということがつなぐためのカリキュラムをつくるということでありますので、5ページを一読願いたいと思います。 次に、A3の資料があるわけでありますが、これは昨年、坂本小学校で作成されました接続期におけるアプローチカリキュラムであります。これは坂本地区でどんな子どもを育てていきたいかということで、学ぶ力、生活する力、人とかかわる力ということの3つの柱をつくりまして、幼保ではその観点で接続期に合わせて教育をしていくということになっております。 次に3つ目でありますが、幼児と児童がつながるということですが、これは幼児と児童の交流活動を仕組んでいくものであります。 次に、教員と保育士とがつながるということでありますが、これは教員や保育士が双方の教育内容や指導方法の違いと共通点について理解を深めるということであります。 次に5つ目でありますが、幼稚園、保育園と家庭や地域がつながるということでありますが、これは保護者の不安を解消するための取り組みを設定するものであります。 それから、皆さんのそばにカラー刷りの「もうすぐ1年生」という資料がありますが、これは昨年、坂本小学校で作成したものであります。これもご一読をいただきたいと思います。これは小学校ではどんな生活が始まるのか、写真や言葉で一日の時間割を示しております。また、今後も就学に向けての見通しが持てるような資料も作成していきたい。今年度は19の小学校でそれぞれの小学校のバージョンでつくっていきたいと考えております。そのほか学力アッププログラムを幼稚園、保育園でも実践しております。そこで基本的な生活習慣や、親子の触れ合いの大切さも知らせていく。 以上の5点の取り組み内容で、今年度は19の小学校区で実践していきたいと考えております。 次に、坂本小学校の実践について、1年間の成果が上がっているかどうかですが、これはすぐに答えが出ることではないと思いますけれども、今の子どもの姿から、小学校との交流活動により、入学に対して大きな期待感を持つ児童の姿が見られた。小学校入学当初、全体的に落ちついた雰囲気でスタートができたということでありました。今後の見通しとしましては、教育委員会として子どもも親も安心して、何よりも子どもたちがわくわくして小学校の生活がスタートできるようなつながりをつくっていくことが子どもたちの自信につながると思うので、今後もいろいろな支援の仕方を考えて取り組みをしていきたいと思います。 以上のような説明を受けまして、質疑に入りました。 たくさんの質疑がありましたが、主なものについてご報告をさせていただきます。 連携協議会のメンバーはどのような方かという質疑に対しまして、小学校校長、教頭と園長、話し合う内容によっては担当の学年主任、そして5歳児担任も加わるということでありました。 次に、地域や保護者の代表を入れたほうがよいのではないかという質疑に対しまして、リーフレット作成時に保護者の方にも参加をしてもらっております。今後も保護者と一緒に取り組んでいきたいという答弁でありました。 そして、次の質問でありますが、成果は出てきているようですが、環境変化を考えているような政策はどうかということでの質疑でありましたが、岐阜県のアクションプランの指定を受けており、県では今説明した幼児教育推進事業のほかに、子育てのネットワークづくりを課題としております。市としても、今後、子育てのネットワークづくりにも力を入れていきたいということでありました。 次に、社会の変化はよくわかるが、市としての考え方として、何でも足らないものを補うのはよくないのではないか。家庭に戻すのも大切、遊び場などは都会に比べるとむしろ多い中津川らしさを出す、幼児期からの教育も必要だ。連携協議会にも地域や家庭を入れて課題をぶつけていくべき、市がここまで受けてやるべきなのか、過度過ぎる行政サービスのように思えるがという質疑に対しまして、園では園外保育や畑作業等を通じて自然とのかかわりを深めております。家庭の中でも体験が必要と認識をしております。学力アッププログラムにより、家庭での生活リズムを整えることの重要さを伝えておりますと。また、教育委員会では学力アッププログラムに取り組んでおり、浸透しております。プログラムの中で、家庭での生活リズムにて親へ働きかけて、親の気づきさを促す取り組みもしておるという答弁でありました。 次に、学力アップでの親子触れ合いについて、親への働きかけの具体例はあるのかという質疑に対しまして、これは4月のPTA総会で説明もします。家庭訪問のときでもお話をしている。家庭にはポスターを配付して、そこに点検できるようにしております。内容としては、学習の前に早寝早起き、朝ご飯といった生活習慣を整えることを第一にしております。きずなプランとしても取り組んでおり、読み聞かせにより親子のきずなを大切にしておりますと。また、年に何回かの取り組み週間も設けて、重点的に取り組んでおりますということでありました。 次に、幼・保・小の情報のやりとりで、生活や発達の連続性が大事であると。幼保が上手に小学校へ伝えることが大切であり、他地区から就学する場合の情報伝達はどうかという質疑に対しまして、連携協議会で話し合ったことをまとめて、全ての園や学校へ発信して、受益者である子どもたちが公平に受けられるようにしております。支援の必要な子どもについては、地域就学指導委員会で関係する園と小学校の情報交換をしておるということであります。 次に、これは30万の予算だが、今後もつく予算かと。今年度はリーフレットだが、リーフレットだけでいいのか。19の小学校のパンフレットを作成するのに30万の予算でよいのか。まだ必要な資料が要るのではないか。予算的にはどうかという質疑に対しまして、初年度、平成24年は30万で坂本小学校でのリーフレットづくりに大半を使いました。今年度は19の小学校区で独自のリーフレットを作成しました。30万の予算しかないので、印刷会社に無理を言って作成をしてもらっている。来年度もぜひ継続発展をさせたい。予算的には大変厳しいものがありますので、よろしくお願いしますということでございました。 次に、モデル事業につきまして、中津川市以外にどこが指定をされているのかという質問に対しまして、平成22、23年度の指定は、瑞穂市、海津市、郡上市、白川町、瑞浪市、下呂市、そして24、25年度の指定は、中津川市、高山市、大垣市ということでございました。 以上のような質疑がありましたが、つなぐ・つながる幼児教育の大切さを再認識した調査であったと思います。 これで、文教民生委員会の所管事務調査を終わります。以上です。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で文教民生委員会所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第5  産業建設委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第5、産業建設委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) おはようございます。 それでは、日程第5、産業建設委員会所管事務調査報告をいたします。 今回の調査項目は、リニアを見据えた観光行政についてでございます。 調査実施日は8月5日月曜日午前10時から5-1委員会室で行いました。 当日は、初めに商工観光部長から挨拶をいただき、執行部から調査内容についての説明を受けました。お手元の委員会資料をご参照いただければと思います。 まず、資料の冒頭に、8月2日に答申がありましたリニアのまちづくりビジョンの中に観光の振興についての記載があり、これはリニア中央新幹線の開業を見据えた中津川の観光をどうするかという点であるということでありましたので、その内容について説明も受けました。その基本的な考え方は、平成24年に策定されました中津川市観光推進計画が背景であるというような話をいただいております。その後、資料の次を見ていただきますと、その中津川市観光推進計画がございますけれども、この内容について説明を受けました。 まず、1枚資料をあけていただきますと、冒頭にありますように中津川市の観光キャッチフレーズとして、「いにしえ街道と大自然満喫のまち なかつがわ」というふうにございます。このキャッチフレーズをもとに観光都市の形成を目指すということがこの計画の根幹となっております。 そして、2ページ以降、こちらには観光の現状と動向ということで、中津川市の観光の背景についてのまとめた資料になっておりますが、現在の国の観光政策の方向性、それと岐阜県の方向性について説明がありました。岐阜県は観光王国飛騨・美濃条例を制定し、それに基づいて観光消費額増大プロジェクト、飛騨・美濃じまん運動を行い、国内外から誘客を拡大すること、そして岐阜ブランドを推進する活動などを行っています。 同じくその2ページ目の下段、ここに中津川市の観光の現状と動向ということが記載してありますけれども、まず左下に中津川市の観光入り込み客数の推移が載っております。ピークは平成20年ということで、397万人を超えておりますが、その後はそのグラフでわかりますように減少傾向にあります。 資料は飛びますけれども、そのページの一番最後にもう少し細かな数字で中津川市の観光入り込み客数の推移が載っております。平成21年から24年度、それぞれ市内の観光客がたくさん訪れたところについて細かな数字が載っております。それについても少し説明がございました。平成21年ですが、こちらは391万人ということで、390万人を超した人数にはなっておりますけれども、この数字としては、大変天候に恵まれた年であり、団体客も非常に多かったということで、トータルとして390万を超える数字になったということでした。その次の年、平成22年ですが、前年と比べると大体1%ぐらいの減少です。この年は猛暑、それから天候不良などでキャンプ場などの来場者が減ったというようなことが大きな起因となっているということです。次に平成23年、こちらは前年比から大きく下がってマイナス3.6%という数字で ございますが、これは東日本大震災の影響が大きく、宿泊客の大幅減少に伴う人数減となったということです。そして昨年度、平成24年度は、23年度に比べて1.5%増となりましたが、昨年はまずまず天候に も恵まれ、キャンプ場の利用者の増加、また民間の各観光地など、あるいは道の駅への来場者の誘客に大変努めていただいたということで、増加に大きく寄与しているということでした。 また、先ほどの2ページ目に戻っていただきますが、入り込み客数の推移の隣の資料で、減少傾向にある入り込み客数というところがまず中津川市の現在の観光における課題という説明を受け、それを認識した上でそちらに6点、これに対応する施策を行っていくということがございますけれども、最終的には平成26年度には418万人の入り込み客数を目標に、いろんな形で施策を行っていきたいという話をいただいております。 そして、その次のページ、3ページに行きますと、では具体的にどのような取り組みを行っていくかということで、大きく3つの戦略を立てているということでした。そこに観光推進政策の基本コンセプトということが書いてありますけれども、古くから中山道、東山道、飛騨街道が交わる交通の要所という地の利を生かし、自然、歴史、文化、食などの地域の魅力を磨き、交通と情報提供とおもてなしの心を持って、地域の観光価値を高めることにより誘客を図りにぎわいを創出すると、このような考え方で3つの戦略を立てているということでした。 まず、1つ目はブラッシュアップ戦略、2つ目としてはウエルカム戦略、3つ目としてはホスピタリー戦略になります。この3つの戦略で中津川市を観光地としてのブランド力を高めていくという目標を掲げています。 資料のほうは少し飛んで、5ページに行きますと、その3つの戦略についてのもう少し具体的な行動計画と取り組み方針というところが記載されております。 まず、ブラッシュアップ戦略についてもう少しお話をいたしますと、資料のほうは6ページになりますが、中津川市において全国に誇れ、観光事業の基幹となる資源を開発するということで、一緒に皆さんのお手元に中津川日本一戦略の素材一覧ということで、シダレエノキ巨木日本一山口総合事務所というような一覧表になったものが載っていると思いますけれども、各総合事務所から地域で日本一だということで外に向かって発信ができるものをそれぞれ提出していただいたのが今のお手元の資料にそれぞれ写真が入った形で出ておりますけれども、こちらをもうちょっとブラッシュアップということで磨き上げて、対外的に発信する際に魅力がある観光地として理解してもらえるような形を今後取り組んでいきたいということです。 もう1つの資料で、ブラッシュアップ作戦の取り組みということで、日本一戦略苗木城のブラッシュアップというような記載がある資料があるかと思いますけれども、例えば最初に申し上げた素材一覧の中の苗木城の記載は、小さな写真と文章ということでわかりにくいんですけれども、それを例えば漫画のような形にする、マップをつくるということで、わかりやすい形で発信していくということがブラッシュアップ戦略であるということです。この素材については100件ぐらい今後集めていきたいということでした。 次に、ウエルカム作戦、資料の7ページに戻りますけれども、これは中津川市が魅力的な観光地であると、先ほど言ったように素材がたくさんあるということを外に向かってもっと積極的に、具体的にアピールしていこうという取り組みがウエルカム作戦でございます。市長によるトップセールス、それから都心などでの観光交流キャンペーンなども積極的に行っていくということ。それから、さらに外国人の観光客の誘致にも努めていきたいということです。 それから、3つ目の戦略はホスピタリー戦略ということです。大変いい素材があって、積極的に観光客に来てほしいという点は、どこの観光地でも行っていることですけれども、さらに中津川では中津川市らしいおもてなし、中津川市の人間味あふれるおもてなしを今まで言った2点にプラスして、さらに中津川に何回も訪れたいと思えるような形で取り組んでいくというところがホスピタリー作戦ということでございます。 というような資料をもとにした報告を受けまして、その後質疑を行いました。 大変熱心に質疑をいただいてお話をしたわけですけれども、その中から幾つかピックアップをして報告をいたします。 まず、主な質疑として1つ目には、農業体験などは都会の人に大変人気があるが、体験滞在型の観光の推進についてはどう考えているかという質疑に対して、農政振興とタイアップして観光協会とともに一緒に着地型観光という点で、体験滞在型観光を位置づけていきたいという答弁がありました。 それから、かつて50万人の入り込み客があった恵那峡を含め、中津川市だけでなく恵那市との連携が考えられるんではないかというような質疑に対しては、蛭川、坂本地区から恵那峡を磨き上げる、さっきのブラッシュアップ作戦ですけれども、そういう動きが地元から出てくるように一緒に取り組んでいきたいというふうに思っていると。また、恵那という点では根の上高原の観光保勝会との関係で、現在でも恵那市と連携を図っているということでした。 それに関して同じく質疑で、木曽川沿いの奇岩が魅力的なので、恵那峡だけでなく中津川市にも船着き場を設置してはどうかということで、今後、その地域に出向いていって検討をしていきたいということでした。 今回のテーマでありますリニアとどうかということで質疑がありましたが、リニアの車両基地の売り込みはどうかという質疑に対しては、現在のところ、位置もまだはっきり決まっておりませんので、具体的には決まっていない状態だということでした。 あと、例えばほかの地域、九州新幹線が開通した九州などでは大変観光への機運が盛り上がっているがどうかと、もう少し職員なども挙げての取り組みはできないかというようなことで、中津川市もリニアのポロシャツを作成しておいでん祭などで職員が着用をしていくというところから始めるということでした。 それから、国全体のプロジェクトで昇龍道プロジェクトという外国人を誘致するプロジェクトがあるわけですが、日本人の観光客も減少していく中で、外国人観光客の取り込みが大変重要であるが、この昇龍道のプロジェクトに中津川市の職員が具体的にどうかかわっているかということの質疑で、岐阜県内の西側が現在のところ主体となっているので、東濃方面にも力を入れてもらうように話をしてきたということです。この主体となる中部運輸局との連携をきちんと持っていきたいということでした。 というような質疑を受けました。そのほかにも大変たくさんありましたけれども、割愛をさせていただきます。 以上で産業建設委員会の所管事務調査の報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。20番・伊佐治由行君。 ◆20番(伊佐治由行君) 今、委員長の報告、ありがとうございました。 交流人口、要は入り込み客という数値はお伺いをしたわけですが、私はもう1つの観点として、交流人口がふえるとともに、いかにこの中津川市に経済的な効果があったかということも非常に重要だと。どちらかというとそちらのほうが中津川市民にとっては重要なのかなというふうに私は思いますが、その辺の説明とか質疑、経済的数値ですね、お金についての説明等はあったかなかったのか、お伺いをいたします。 ○議長(鷹見憲三君) 産業建設委員長・櫛松直子さん。 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) 今回は、まず観光推進策ということと、それから課題ということが中心で、具体的な経済効果についての説明、質疑ともにございませんでした。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で産業建設委員会所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第6  リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第6、リニア中央新幹線対策特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。リニア中央新幹線対策特別委員長・勝  彰君。  〔リニア中央新幹線対策特別委員長・勝  彰君登壇〕 ◆リニア中央新幹線対策特別委員長(勝彰君) ただいま議題となりました日程第6、8月7日に開催しましたリニア中央新幹線対策特別委員会の報告をいたします。 議題は、リニア中央新幹線に関する最近の動向についてと、恵那市議会・中津川市議会リニア問題懇談会についての2つであります。 まず、1番目の議題、リニア中央新幹線に関する最近の動向については、執行部からの資料に基づき、6点について説明を受けました。 1点目の中津川市リニアのまちづくりビジョン策定委員会については、中津川市リニアのまちづくりビジョンのパブリックコメントについての説明でありました。資料の1ページから10ページです。 応募期間中に9名の方から30件の意見があり、肯定的な意見は9名中5名。意見の数は10件。1件目はバイオマスエネルギーの活用、2件目は他と異なるコンセプトとベネフィットにより現状を打破していくべき、3件目は外から訪れる方の視点から戦略を考えるべき、真のにぎわいをつくるための組み立てと歴史観の演出が必要、4件目は恵那山周遊地域圏として飯田市などとも連携が必要、5件目は中山道と中心市街地の魅力あるまちづくりが必要、6件目は真のにぎわいづくりのため地道な日常の活動が必要、7件目は次代を担う人材育成、子ども会の役割と意義の再確認が重要、8件目は豊かな森林文化を生かし、地域性を感ずるシンボルが必要、9件目はリニア駅を玄関とする福祉施設の充実が必要、10件目は具体的な場所も挙げ、トンネル残土の活用についての提案の内容であります。 事業には肯定的だが、不安があり、慎重に進めるべきだという方が1名、2件の意見がありました。 また、リニア本体事業関連に反対の方が3名、18件の意見がありました。反対の立場からの意見の内容は、坂本地域の文教地区の問題にいろいろな影響が出る、建物移転に対する代替用地や住宅用地確保の具体的な記述が少ない、JR東海、県や市による工事が始まり、地元は非常に影響を受ける、日照、騒音、電磁波の問題により生活環境に影響が出てくる、電力に関して原発も絡めてリニア中央新幹線は反対である、大規模プロジェクトにより市の財政が圧迫される、リニア計画のメリットを過大評価し過ぎでないか、地震対策に不安である、農業振興地域の解除は簡単に行っては困る。その他の意見として、先祖伝来の土地を手放したくない、リニアにもたれるのでなく、リニアを考えないまちづくりが必要でないか。こうした反対の意見に対しては、国や交通政策審議会での判断、これまでのJR東海の説明などから事業を進めることは妥当であるという判断をしている、リニアを地域づくりの千載一遇のチャンスと捉え、リニアのまちづくりを進めたいと考えている、本ビジョンについては各界各層市民の皆様の参画を得て策定し、幅広い意見がビジョンに反映できたと思っているとの説明でした。 ビジョンの最終版は議員の皆さんにも配付済みであります。パブリックコメントの結果を含め、ビジョンの最終版を市のホームページに載せているとともに、図書館、にぎわいプラザ、各地域事務所に実物を9月5日まで展示しています。また、ビジョンは131ページのボリュームがあり、概要版を作成し、9月広報とともに各戸配付します。これが配付されています概要版ですとの説明を受けました。 2点目のリニア推進坂本事務所の設置については、資料11ページの報道資料に基づき説明を受けました。 8月1日に坂本事務所内に開設し、当面は2名体制で常駐する。秋には環境影響評価準備書が公表され、ルート、駅、車両基地の位置が明らかになり、リニアに関する相談や問い合わせに対応するとの説明でありました。 3点目の東濃リニアを考える会からの要望と回答については、資料15ページから16ページの回答の概要についての説明がありました。 例えば1項目めのJR東海の資金運用等に危惧している。これについて市の見解はの回答は、国の総合的な判断のもと、全国新幹線整備法に基づき事業が進められており、推進については問題がないと認識しているとの説明を受けました。他の項目についても同様な説明を受けて、詳細については資料を読んでいただきたいと思います。 4点目の県リニア中央新幹線活用戦略研究会による検討については、5月24日に開催されました基盤整備部会において県より提示された資料17ページ、18ページのイメージ図についての説明を受けました。 リニア中央新幹線岐阜県域へのアクセス道路として、開業時までに中央自動車道から美恵橋の間に南北5キロメートルの区間を濃飛横断道路として美乃坂本駅の東側に近接して整備されるとの説明でした。また、リニア駅は美乃坂本北側に設置されることを想定し、濃飛横断道路からの侵入道路の整備も計画されているとの説明でした。 5点目の中央新幹線の説明会について、これは岐阜県主体ですけれども、5月25日、多治見市文化センターにて開催され、当日は多くの議員も参加しており、概要のみの説明でした。資料は19ページから24ページであります。 6点目のリニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会によるJR東海への要望についての資料は26ページから27ページです。 8月6日の夕方、名古屋市JR東海の本社にて古田県知事、青山市長を初め東濃5市の首長が出席し、期成同盟会で決議された要望書をJR東海に渡したとの説明でした。 執行部から以上の説明を受け、質疑を行いました。 主な質疑を報告いたします。 まず、初めの質疑です。リニアのまちづくりビジョンと総合計画との関連性、基本的な考え方についてはという質疑に対して、ビジョンは2050年までの長期の計画、総合計画は2027年までの12年間の計画、期間が違い難しいですが、2つの計画の相互性を図り、ずれないようにしていきたい。総合計画が上位であり、市の基準であるとの回答でした。 次に、リニアのアクセス整備の中で、濃飛横断道路は大変重要だと思う。美恵橋から中央線の5キロでは不足。下呂から中津川までの地域高規格道路として働きかけるべきではないかという質疑に対して、8月5日の濃飛横断自動車道路の期成同盟会で、高規格道路として位置づけるなら、中津川から下呂、郡上と結ぶべきという意見が一致いたしましたので、地域高規格道路として要望していきたいと考えているという回答でありました。 次に、トンネル残土についてJRと協議しているかという質疑に対して、具体的には市としては協議していない。残土処理は基本的にはJR東海が責任を持って処理すべきであるが、1番目として公共事業への利用、2番目として民間での利用、3番目がJRが責任を持って処理という回答がありました。 次に、坂本には事務所が開設されましたが、ルートは山口、坂下、苗木、坂本を通る。全線のことはどこが中心となって進めるかという質疑に対しては、本庁のリニア対策課が対応していくが、臨機応変に本庁がリードしていく。追加答弁として、企画部のリニア推進局が対応するが、事業が始まると基盤の部分が大きくなり、基盤での対応も考えていきたい。状況によっては全庁的な組織も考えている答弁がありました。 車両工場は中津川市にメリットがある。ルート、駅位置の公表のときに工場の詳しい概要などを市民に発表されるかという質疑に対しては、工場の位置は発表されると思うが環境影響評価の結果であり、内容までの公表は不明であるという答弁でありました。 このような質疑を行い、1番目の議題の審議は終わりました。 次に、2番目の議題、恵那市議会・中津川市議会リニア問題懇談会については、事務局長から懇談会の日程、流れについての説明を受けました。特に質疑はありませんでした。 以上で報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、リニア中央新幹線対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第7  議会改革特別委員会の中間報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第7、議会改革特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。議会改革特別委員長・三浦八郎君。  〔議会改革特別委員長・三浦八郎君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(三浦八郎君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第7、議会改革特別委員会の中間報告をさせていただきます。 去る平成25年8月19日ですが、午後1時半より議会改革特別委員会を開会いたしました。 議題ですが、議会改革についてということであります。 1項目めとして、議長(副議長)の任期についてということで、タイムスケジュール8の28であります。(1)議長及び副議長の選挙において、選挙の方法が投票の場合は事前に被選挙人を公表するものとする。(2)被選挙人の所信表明は行わないものとするであります。 2項目めとして、議会報の発行についてということで、タイムスケジュール4の12でありますが、(1)議会報の編集委員は常任委員会副委員長4人とするであります。 以上の2項目を決定し、議会運営委員会に送ることになりましたのでよろしくお願いをいたします。 以上で議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第8  報第4号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第8、報第4号・専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました報第4号の専決処分の承認を求めることについてご説明を申し上げます。 報第4号は、専第2号、専第3号及び専第4号の補正予算の専決処分の報告でございます。 初めに、専第2号及び専第3号について、ご説明申し上げます。 この補正予算は、6月16日に落合地内で発生した亜炭鉱害及び7月6日から7日、18日の集中豪雨や落雷により発生した災害復旧を行うための経費を緊急的に計上させていただきました。 補正予算の規模は、一般会計で1,466万8,000円、簡易水道事業会計で130万8,000円、合 計で1,597万6,000円でございます。 以下、一般会計の主な内容をご説明申し上げます。 民生費では落雷により被災した福岡地域福祉センターの源泉ポンプ及び制御盤取りかえの経費324万5,000円、災害復旧費では落合地内で発生した亜炭鉱害による市道及び宅地などの復旧経費312万3,000円、市道3カ所及び農地1カ所の災害復旧経費830万円を計上いたしました。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、分担金及び負担金90万円、県支出金90万円、諸収入471万6,000円、財源調整として繰越金815万2,000円を計上いたしました。 次に、簡易水道事業会計についてご説明いたします。 この補正予算は、落雷により被災した山口、馬籠の簡易水道施設設備の緊急修繕を行う経費130万8, 000円を計上いたしました。 この財源といたしまして、保険料収入で同額を計上いたしました。 次に、専第4号についてご説明いたします。 この補正予算は、8月8日の集中豪雨により被災した林道及び市道の災害復旧を行うための経費を緊急的に計上させていただきました。 補正予算の規模は、一般会計で955万円でございます。 以下、主な内容をご説明いたします。 林道施設24カ所の災害復旧経費として755万円、市道2カ所の災害復旧経費として200万円を計上いたしました。 この財源といたしまして、繰越金で同額を計上いたしました。 以上、ご説明申し上げましたが、災害復旧など緊急的に対応する必要があり、議会を招集する時間的余裕がなかったため、7月25日及び8月14日をもって専決処分とさせていただきましたので、ご報告いたします。ご承認のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております報第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、報第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。 本件は市長報告のとおり承認することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、本件は市長報告のとおり承認することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第9  議第88号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第9、議第88号・中津川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第88号・中津川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてご説明申し上げます。 これは、同委員の鈴村正樹さんの任期が9月30日をもって満了となりますので、引き続き同氏を選任することについて、議会の同意を求めるものでございます。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第88号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第88号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第88号・中津川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第88号・中津川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第10  議第89号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第10、議第89号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第89号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてご説明申し上げます。 これは、同委員の横井 晃さんの任期が9月30日に満了となりますので、その後任として小栗仁志さんを任命することについて、議会の同意を求めるものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第89号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第89号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第89号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第89号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第11  議第83号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第11、議第83号・中津川市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第83号の中津川市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、国家公務員退職手当法及び同法施行令が一部改正されたことに準じて改正するものであります。 改正の内容としましては、定年前に退職する意思を有する職員の募集を行うことができることとするなど、早期退職者の募集及び認定の制度を設けることとするほか、定年前早期退職者に対する退職手当の基本額に係る特例措置について、割り増し率を1年当たり2%から3%に引き上げるものであります。 なお、この条例は公布の日及び平成25年11月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 1点、ご質問をしたいと思うんですが、この条例改正を読んで思うことは、これは今はやりの、特に民間で行われているいわゆる肩たたき、もしくは追い出し部屋へ高齢社員を追い込む、そして退職に追い込む、こういう甚だおもしろくないと思っているんですけれども、そういう流れに沿った条例改正だと私は思う。 これは国家公務員法の改定と関連するから、中津川市もやむなくこういうことにするけれども、決して中津川市はそういうことはしないというふうな答弁をもらいたいんですが、そんなことじゃなくてもっと熟練の職員を大事にして、我々はやっていかなきゃならんから、こういうことがあるからこういうことを利用して肩たたきをやるんじゃない、こういうふうな答弁をいただきたいんですが、いかがでしょう。 ○議長(鷹見憲三君) 総務部長・田立三博君。 ◎総務部長(田立三博君) 国の法令改正に伴って改正するものでございますけれども、これはあくまでも退職の希望者を募るということでございまして、肩たたきをしていくと、そういう趣旨のものではございません。 なお、市役所においてでもそうですけれども、人づくり、人材育成が非常に大切なものと思っております。職員は大切にしていきたいと、そう考えます。 ○議長(鷹見憲三君) 10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 今答弁によれば、退職者を募るという言葉が使われていますけど、早期の退職を希望する者があったら、この条件が適用されるんだと、こういう観点からであってほしいんですけど、退職者を募るというのはいささか聞きづらいというふうに思うんですが、どうですか。 ○議長(鷹見憲三君) 総務部長・田立三博君。 ◎総務部長(田立三博君) 退職の希望者があれば、この条例に基づいて改正内容に合わせて施行していくと、そういうことでございます。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第12  議第84号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第12、議第84号・中津川市税条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第84号の中津川市税条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、地方税法の一部改正に伴い改正するものであります。 改正の内容としましては、現在の低金利の状況を踏まえ、納税者等の負担を軽減する観点から行われます国税の見直しにあわせて、市税の延滞金の割合について、日本銀行が公表する国内銀行の貸出約定平均金利から算出される特例基準割合に年7.3%の割合を加算した割合とする特例を設け、延滞金の割合を実質的 に引き下げるものであります。 また、所得税における住宅ローン減税の延長にあわせて、市民税の住宅ローン控除の適用期限を平成25年12月31日から平成29年12月31日まで4年間延長するとともに、平成26年4月1日以降に居住を開始した場合の控除限度額を所得税の課税総所得金額の5%から7%に、金額ベースでは9万7,500 円から13万6,500円に引き上げるものであります。 なお、この条例は平成26年1月1日及び平成27年1月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第13  議第85号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第13、議第85号・地方税法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第85号の地方税法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 この条例は、地方税法の一部改正に伴い、関連するそれぞれの条例を一括して改正するものであります。 改正の内容としましては、現在の低金利の状況を踏まえ、納税者等の負担を軽減する観点から行われます国税の見直しにあわせて、市税以外の諸納付金、国民健康保険料、都市計画下水道受益者負担金などの延滞金の割合について、日本銀行が公表する国内銀行の貸出約定平均金利から算出される特例基準割合に年7. 3%の割合を加算した割合とする特例を設け、延滞金の割合を実質的に引き下げるものであります。 また、延滞金に係る規定においては、それぞれの条例間での整合を図るため、所要の条文整備を行うものであります。 なお、この条例は平成26年1月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第14  議第86号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第14、議第86号・中津川市幼稚園の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第86号の中津川市幼稚園の設置等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、保護者の幼稚園授業料の負担軽減を図るため、当市独自の少子化対策及び子育て支援策として実施しております授業料の減免について、子どもの多い世帯に配慮した国の補助基準額の算定方法の変更及び第3子以降の補助対象の拡充が行われたことに伴い、減免の基準となる額の算定方法を子どもの人数に応じて変動させる方式に変更するなどを行うものであります。 改正の内容としましては、これまでは市町村民税の所得割課税の額が4万6,700円以下となる世帯を 授業料減免の対象としていましたが、改正後は5,000円に、16歳未満の扶養親族の数に2万1,300円を乗じて得た額と、16歳以上19歳未満の扶養親族の数に1万1,100円を乗じて得た額とを加えた 額を減免の基準とする改正のほか、幼稚園に同時に就園する第3子以降の園児について、授業料を無償化するものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 減免基準の算出方法ということですが、これを読んだけど、なかなかわからないんですけれども、同時の第3子の免除は明らかにようわかるんですが、この算出基準の変更というのも、要は幼稚園の授業料が下がるということで理解していいですね。 ○議長(鷹見憲三君) 教育委員会事務局長山内鐐司君。 ◎教育委員会事務局長山内鐐司君) 減免になる基礎額を今までは基準で4万6,700円にしておりま したけど、これは子どもの数において基準を上げていくということですので、その分減免をするという形になると思いますので、下げるという形になると思います。よろしくお願いします。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第15  議第87号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第15、議第87号・中津川市民読書基本条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第87号の中津川市民読書基本条例の制定についてご説明申し上げます。 この条例は、読書を推進するための基本的な考え方や取り組みを定め、市民一人一人の心豊かな生活と活力ある地域社会の実現を目指すことを目的として、全ての市民が等しく享受できる読書環境づくりとともに、人づくりにつながる読書活動を推進するため制定するものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。20番・伊佐治由行君。 ◆20番(伊佐治由行君) まず、市長にお伺いをしたいと思います。 私は、この読書条例の制定については反対ではありません。今のご説明ですと、中津川市民にとっての読書の理念条例、基本的な考えを示す条例だということでございます。 それはそれでいいと思いますが、私は条例というのは定めればいいというものではなくて、いかに運用も含めて実効性を高めて、市民の皆さんに政策として実現をしていくかというところが一番重要ではないのかなというふうに考えます。 そうした中で、この条例の第2条、市の役割というものがございまして、ここの中に読書に親しめる環境を整える、推進をしていくという条文になってございますが、私はこの環境を整えるというのは、多分ソフトもあればハードもあるというふうに私は捉えておりますけど、そこの中でハードについてお伺いをしたいと思いますが、市の役割として、今回この条例をつくる以前に新図書館建設というものがございまして、市長は公約ということで100日目の英断を下されたわけです。その結果、結果として、新しい図書館のいろんな機能を有する図書のハードとしての環境は今現在ないわけであります。 私は蔵書数も含めて、今新しい図書館の計画では22万蔵書、閉架も開架も含めてですが、そのような計画であったというふうに思っておりますが、今の現図書館ではそれがなかなかスペース的に、面積的にできないということで、新しいという形の計画があったわけですが、そうしたハードを私は整えるということも市の役割としてここの中には入っておるというふうに理解をしておりますが、それをいかにして市長は補完をしようとしているのかについて、お伺いをしたいと思います。 ○議長(鷹見憲三君) 市長・青山節児君。 ◎市長(青山節児君) 昨年の5月に建設の中止を決断いたしました。そのときにも何度か申し上げましたように、私自身、図書館を不要なものという考えは一切持っておりません。その後、現在の市内のコミュニティー施設等に蔵書の充実を図るという施策、また学校図書におきましては100%以上の充足率をまず行いましょうということで、図書館と比べれば地味な活動になると思ったわけですが、そうした施策を考えてまいりました。 そして、その間、現在の中央図書館、やはり老朽化しておることも私も十分承知をしております。そして、一つ一つの施策、またソフトであり、ハードの部分を積み重ねていく。そして、そのことがまた改めて、今後図書館の建設にも結びついていくという一つの形ができるのではないかという思いもございます。したがいまして、こうした条例をしっかりと実施、実行していく中で、また今後のハード部分、またそしてソフト部分の充実を目指してまいりたい、そのような思いでこの条例を提案させていただいたところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第16  議第90号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第16、議第90号・財産の取得についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第90号・財産の取得についてご説明申し上げます。 これは、消防団福岡分団に配備されている消防ポンプ自動車1台を更新するため取得するもので、去る7月18日に入札を行い、1,921万5,000円で株式会社ウスイ消防と仮契約を締結したものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第17  議第91号から日程第19  議第93号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第17、議第91号から日程第19、議第93号までの3議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第91号から議第93号・損害賠償の額の決定について、一括してご説明申し上げます。 まず、議第91号の経過でございますが、平成19年5月10日に破水により中津川市民病院に入院され、胎児の心拍数が50から60台となったことから、緊急帝王切開を実施し、出生されました。重症新生児仮死のため、処置を行い県立多治見病院へ搬送しましたが、低酸素脳症で人工呼吸器を装着した状態となりました。 平成22年2月2日に損害賠償1億8,354万円を求める訴状が岐阜地方裁判所に提出され、平成24 年11月21日に、その子と両親に1億2,007万952円の支払いを命じる判決が岐阜地方裁判所から 出されました。 平成24年12月4日に名古屋高等裁判所に控訴し、本年6月20日に名古屋高等裁判所から1億3,0 00万円の和解勧告がされました。 岐阜地裁及び名古屋高裁の判断は、医療者側にとって非常に厳しいものとなりましたが、今後、最高裁への上告等の手続をとっても裁判所の判断が変わる可能性は低いと考えられ、名古屋高裁の和解勧告を受け入れることとし、本年7月29日に裁判上の和解が成立しましたので、1億3,000万円の賠償をするもの でございます。 次に議第92号の経過でございますが、平成23年12月28日に左右乳房のしこりを自覚し、中津川市民病院での検査結果が陰性のため、6カ月後に再検査を行うこととなりました。 平成24年6月6日の乳房エコー検査及び同年6月30日のMRI検査の結果、左に悪性の疑いを認め、同年8月1日に左乳房全摘手術を行いましたが、術後の病理組織検査の結果、乳がんではなく、乳管内乳頭腫であることが判明しました。 乳管内の病変については、乳腺病理を多く手がけた病理医においても判断が難しい症例があり、その場合、他施設病理医による複数の顕微鏡検査を行い判断するべきでしたが、当院の病理医の誤った診断に基づき乳房切除が行われてしまい、患者に身体的・精神的苦痛を与えてしまったことに対する責任を認め、損害賠償を支払うこととし、示談交渉を進めたところ和解が成立しましたので、450万7,930円を賠償する ものであります。 次に議第93号の経過でございますが、平成24年4月11日に市立恵那病院を受診され、重症尿路感染症、敗血症性ショックで中津川市民病院へ救急搬送され、緊急手術を行うとともに、抗生剤治療などを開始し、同月23日に症状改善し、退院されました。 平成24年5月17日に泌尿器科外来受診の際、患者から退院後から右足の腫れの訴えがあり、皮膚科を受診した結果、入院中に使用した薬剤による深部組織障がいと診断されました。 同年7月16日に右足が再び腫れたため治療を行いましたが、手術が必要となり、県立多治見病院へ転院し、同年10月9日に退院され、その後通院となりました。 同年12月26日に患者に対し謝罪し、病院としての責任について説明をいたしました。副作用のある薬剤使用に対する医師及び看護師の注意義務及び入院中の点滴部位の経過観察が十分でなかったため、身体的・精神的に非常につらい思いをさせてしまったことから損害賠償を支払うこととし、示談交渉を進めたところ和解が成立しましたので、1,094万7,900円を賠償するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第91号から議第93号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。10番・原 昌男君。 ◆10番(原昌男君) 数点質問したいと思います。 まずは一番最初に、1億3,000万円の賠償で和解したという事件ですが、今内容の説明を聞きますと 、新生児低酸素脳症というようなことですね。そして、酸素マスクを着装するということですが、この人は結局酸素マスクを一生外せないということなんですか。もうちょっと内容を説明していただきたい。それが1点。 2点目に、この3件は、1億3,000万円のは平成19年に発生していますね。それから、次の450 万円というのは平成23年に発生している。それから、さらに最後の1,100万円というのは24年の発 生ですね。非常に頻度が高くないかという感じがしてしようがない。多治見の県病院がこういうことが問題になって新聞に載るとか、あるいは土岐の病院が載るとか、余り記憶がないんですが、我が坂下病院もこんなことはないという感じがする。これは市民病院、懸命にやってくれているし、こういう医療事故についてはアンラッキーということが非常にあると思うけれども、余りにも頻度が高いという感じがするから、この辺のことについて他の同病院との比較でどうなんだということを聞いてみたい。それが2点目です。それから、この点についてはまたごく最近新聞報道になりましたね。このこともあって、何か問題があるんじゃないかということをどう考えているのか。 それから、3番目の質問に、今医療事故で患者との間で賠償が問題になっているようなのはあと何件抱えているか。裁判になっているとか、あるいはなってなくてもいろいろ和解の話し合いをしているような、残された件があと何件ぐらいあるのか。こういうことが次々新聞報道になりますと、風評が悪くなりますよ。仕方がないという点はあるけれども、極力それは避けていかないとという感じがするからね。それが3番目ですね。 4番目に、医療事故に対する管理体制というようなことについて、内部でどういう論議がされているのか。もちろんお医者さんが少ないし、看護師さんが少ない。それから、産婦人科あるいは小児科というような難しい科を持っているからやむを得ないということはあると思うけれども、先ほど挙げたように、全然こういうことが新聞にならない病院があるという感じがするんですが、聞いたこともないというようなことがあるという感じがするから、それが中津川市民病院では次から次へとこういう状態だということについては、やっぱり管理体制について考えてみなきゃならないことがあるんじゃないかという気がするから、その点答弁をお願いします。以上4点。 ○議長(鷹見憲三君) 病院事業部長・加藤文明君。
    病院事業部長(加藤文明君) 最初のご質問ですが、1億3,000万円の賠償の件で、患者様の状況と いうことですが、ご生存されておりますが、詳細な状況については控えさせてください。 それから、4件ぐらいあったと思いますが、ちょっと順不同になりますが、申しわけございません。よろしくお願いします。 まず、他の病院ではこういった医療事故は報道がなくて少ないのではないかというような状況ですが、医療機関の事故の統計といいますか、そういった共通したものがございませんので、他の病院が多いか少ないかについては申し上げられません。確かに今回3件の和解ということで、多少発生した年月日は違うわけですが、和解が3件今回重なったということで、多いと捉えられる感じはあるかとは思いますが、救急症例とか、それから重篤の患者様が大変多い2次救急病院でございますので、こういったリスクが多いというのも言えるということで、起きてはならないことではございますが、大変悲しい結果になってしまったことにつきましては、病院としても医療機関としてもしっかり真摯に受けとめまして、院長を中心に再度医療安全対策を徹底してまいりたいということで考えております。 それから、ほかにこういった案件はないのかということでございますが、医療事故というのは病院内で起きたさまざまな事故のことを全て医療事故といいますが、それに過失があったかどうかとか、注意義務違反があったかどうか、そういったものが医療過誤とか医療ミスというような判断がされるわけですが、市民病院につきましては、現在進めておる話し合いについては1件ございます。以上でございます。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、議第91号から議第93号までの質疑を終結いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第20  議第94号から日程第30  議第104号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第20、議第94号から日程第30、議第104号までの11議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第94号から議第104号・市道路線の認定について、一括してご説明申し上げます。 提案させていただきました11件の路線は、土地改良事業で整備された農道として管理していますが、いずれの路線も市道または県道に接続しており、地域住民の方が生活道路として使用しております。これらの区間をそれぞれ市道として認定し、一貫した道路管理をするものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第94号から議第104号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第31  議第78号から日程第35  議第82号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第31、議第78号から日程第35、議第82号までの補正予算5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第78号から議第82号の補正予算について、ご説明申し上げます。 今回の補正予算は、国・県の補助金獲得に伴う事業、職員給与費等の削減額を活用して実施する事業、寄附金を財源とする事業、平成24年度事業費の実績により精算を行う経費、緊急対応が必要な事業の経費を対象に編成いたしました。 補正予算の規模は、一般会計3億1,697万7,000円、国民健康保険事業会計(事業勘定)42万4,000円、国民健康保険事業会計(直診勘定)79万4,000円、簡易水道事業会計367万5,000 円、介護保険事業会計1億9,374万2,000円、病院事業会計1億4,545万6,000円、合計で6億6,106万8,000円でございます。 以下、一般会計の主な内容をご説明いたします。 議会費では、7月からの職員給与費引き下げを受け、議員報酬の特例に関する条例を制定したことに伴い、議員報酬を7月1日から来年3月31日まで月額4%を減額する額327万9,000円を計上いたしま した。 総務費では、苗木交流センターの建設工事に着手するための実施設計費2,462万6,000円、山口地域が国の交付金を活用し地域の活性化や観光産業の振興などに取り組むための補助金450万円、議員報酬減額分の一部を市民の安全・安心や地域経済の活性化などに活用するため、一旦、公共施設整備運営基金に積み立てる経費147万1,000円などを計上いたしました。 民生費では、園児の安全・安心な保育環境を整えるため、老朽化が著しい公立保育園遊具の改修を行う経費550万円、社会福祉法人恵峰会が県の補助金を獲得して行う坂本地区のめぐみ保育園の大規模改修に対する補助金2,618万4,000円、国が行う法人保育所保育士の賃金などの処遇改善を行うための交付金1,184万3,000円、老朽化が著しい落合学童保育所の移転新築を行うための経費1,553万4,000円などを計上いたしました。 衛生費では、旧中津川市清掃センター敷地内汚染土壌の撤去及び埋め戻しを行う経費3,133万2,000円などを計上いたしました。 農林費では、市民の安全確保を図るため、農道に転落防止柵を設置する経費223万9,000円、椛の 湖ため池の改修を行うための県への負担金1,350万円、椿街道整備に係る事業費の増額に伴う県への負 担金333万3,000円などを計上いたしました。 土木費では、木造住宅耐震化の促進を図るため、今年度に限り国の補助額が上乗せされたことに伴う補助金の増額930万円、防災安全交付金を活用し、道路ストックの総点検や補修、通学路の路肩部の明色化を行う経費7,770万円、通学路緊急合同点検や市民からの危険箇所改善要望に基づき、待避所設置、側溝 整備や区画線設置などを行う経費2,900万円などを計上いたしました。 消防費では、応急手当講習会などの1回当たりの受講者がふえており、不足しているAEDトレーナーと小児用の心肺蘇生訓練人形を購入する経費180万8,000円、警報の発表基準をはるかに超える現象が 予想される場合に備え、特別警報が創設されたことに対応するため、市民安全情報ネットワークシステムの改修を行う経費170万7,000円などを計上いたしました。 教育費では、避難所に指定されている小学校体育館のガラスが割れて飛散するのを防ぎ、学校施設の安全と災害時における避難所機能を確保するため、坂本及び南小学校体育館に合わせガラスを設置する経費807万5,000円、寄附により蛭川中学校にグランドピアノを購入する経費100万円、園児の安全・安心 な保育環境を整えるため、老朽化が著しい公立幼稚園遊具の改修を行う経費90万円、青木斧戸線整備事業の実施に伴い、事業計画地内における遺跡の有無の調査を行う経費600万円、寄附により中央図書館の読み聞かせ用備品及び児童閲覧用木製椅子を購入する経費54万円などを計上いたしました。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、国庫支出金7,144万5,000円、県支出金2,698万3,000円、寄附金817万2,000円、繰入金4,571万4,000円、諸収入5,305万8,000円、市債1,780万円、財源調整のため繰越金9,380万5,000円を計上いたしました。 次に、特別会計についてご説明いたします。 国民健康保険事業会計(事業勘定)では、今年度の前期高齢者納付金の算定単価が確定したことに伴う増額分42万4,000円を計上いたしました。 国民健康保険事業会計(直診勘定)では、蛭川診療所において在宅酸素療法を行う患者さんを受け入れるための経費79万4,000円を計上いたしました。 簡易水道事業会計では、老朽化しました坂下地区、上野外洞第3配水池のフロート弁及び坂下老人保健施設への送水ポンプ取りかえのための経費367万5,000円を計上いたしました。 介護保険事業会計では、平成24年度の介護保険給付費などの精算に伴う国・県などへの償還金8,42 7万1,000円、過年度の保険料剰余分を次年度以降の介護給付に備える介護保険準備基金への積立金1 億947万1,000円を計上いたしました。 病院事業会計では、3件の医療事故の和解契約締結に伴う損害賠償金1億4,545万6,000円を計上いたしました。 以上、補正予算についてご説明させていただきました。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第78号から議第82号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第78号から議第87号まで及び議第90号から議第104号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第36  議第105号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第36、議第105号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第105号の補正予算についてご説明申し上げます。 この補正予算は、8月23日の集中豪雨により被災した市道付知5号線及び付知6号線の災害復旧を行うための経費及び加子母温泉スタンドの源泉くみ上げポンプなどが経年劣化により故障したため交換を行う経費を緊急的に計上させていただきました。 補正予算の規模は、一般会計で1,770万円でございます。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、国庫支出金333万3,000円、財源調 整として繰越金1,436万7,000円を計上いたしました。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第105号は、予算決算委員会に付託いたします。 なお、予算決算委員会委員の諸君は休憩中に委員会を開催し、議第105号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(勝宏児君) それでは、予算決算委員会を本議場において13時15分から開催いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後0時05分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後1時50分再開 ○議長(鷹見憲三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第36、議第105号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 休憩中に予算決算委員会が開かれております。本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・佐藤光司君。  〔予算決算委員長・佐藤光司君登壇〕 ◆予算決算委員長(佐藤光司君) ただいま議題となりました議第105号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第7号)の審議並びに結果を報告いたします。 結論から言いまして、全会一致、原案可決です。 特徴的なことを少しだけつけ加えますと、指定管理者制度に対してちょっと曖昧な点があるんじゃないかということ◯◯◯◯◯◯◯◯◯それに対しまして執行部のほうからは、ルールづくりが必要だ、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯特徴的なことだけ報告をしておきます。 それから、災害の関係ですけれども、これにつきましてもただただ道路だけではなしに、間伐も含めた山の手入れというのが必要じゃないかということも指摘がございました。 そういう点が主なことでしたけれども、原案につきましては可決です。 以上です。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第105号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。  午後1時53分散会 ――――――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   鷹見憲三         署名議員 櫛松直子         同    吉村卓己...